この「特にウンザリしていることリスト」は、今回は中小企業の管理職についている皆さん向けに整理しています。組織規模が小さく、人員も限られているため、多岐にわたる業務を一人でこなさなければいけないケースばかりですよね。各々の解説はまた別の機会に追々書いてゆきます。
== ★印をつけているのは、特に私が直面してきた困りごとや課題です。==
■人事・組織に関する悩み
人材育成の難しさ:
・経験豊富な人材が少なく、OJT中心の育成が中心になる
・同じことを何度も教えなければならない
・専門性の高い人材の確保が難しい
・育成のための時間やリソースが不足している ★
・個性や価値観の異なるメンバー間の調整
多様な働き方の対応:
・フレックス制やリモートワークの導入が難しい ★
・ワークライフバランスの推進が難しい
モチベーションの維持:
・大企業に比べて待遇や福利厚生が劣る場合がある
・キャリアアップの機会が少ない
離職率の高さ:
・人材の流動性が高く、チームが安定しない ★
・業務に関する悩み、そもそもの「業務定義」を理解できず去って行く
・役員な経営陣との意識の乖離 ★
人間関係:
・上司との関係(上司のご機嫌で物事が動く)、上司との意見の相違 ★
・同僚との関係(ゆとり世代やZ世代はもう???)
・部下からの本音を引き出せない(もうどうすれば良いか?お手上げ)
・社外の人々との関係(そもそも必要なの?そこまで求められても・・)
■業務に関する悩み
多忙さ:
・そもそもの業務量が多い(総労働時間って無視なの?)
・締め切りが迫っている(それも重なるんだよなぁ~)
・突発的な対応が必要(日常茶飯事) ★
・営業、企画、人事など、様々な業務を兼務(仕事できる人に集中) ★
・情報の共有不足によるミス
・報告が遅れる/または正確でない・・そして連絡事項が抜け落ちる責任の重さ:
・組織全体の成果に責任を持つ
・ミスの影響が大きい(結局、マネージャー職がすべて後始末) ★
・部下のキャリアにも影響を与える
・顧客からのクレーム対応やトラブル対応 ★
・専門外の業務を任されることが多い
・会社の存続に関わる重要な決断を迫られる ★
・離職者が出るたびにその原因を押しつけられる
変化への対応:
・新しい制度やシステムへの対応
・市場環境の変化への対応
・組織改革への対応
目標達成のプレッシャー:
・上司からの高い目標設定
・厳しい競争環境
・不確実な未来への不安
ルーティンワークの繰り返し:
・書類作成やデータ入力など、ルーティンワークが多い
・同じような会議や報告
・煩雑な事務作業
・創造性を活かせない(従え!と押しつけられる)
■環境に関する悩み
職場環境の整備:
・オフィススペースが狭く、快適な環境が整っていない
・最新の設備が導入されていない
働き方改革の遅れ:
・長時間労働や残業が常態化している ★
・休暇取得が難しい ★
■その他
孤独感:
相談できる相手が少なく、孤独を感じやすい ★
経営者との距離が近く、相談しにくい
情報収集の難しさ:
最新の情報やノウハウを得る機会が少ない
情報共有の仕組みが未整備
将来への不安:
会社の将来や自分のキャリアについて不安を感じる
しかし、挙げればきりないです。
以上です。